トレンディなウエスト・ロンドンのノッティングヒルに
アメリカの人気女優アナ・
スコット(ジュリア・ロバーツ)が、ロケのために訪れる。この街の
旅行専門の本屋の経営者ウイリアム・タッカー(ヒュー・グラント)は離婚歴のある独身男。その店にアナ・スコットが立ち寄ったことで、
ドラマガ始まる。彼女が店を出て行った直後、通りで飲み物を運んでいたウイリアムは不注意から彼女の服を汚してしまう。彼の自宅で着替えをしたアナにウイリアムは飲み物を勧めて、引き留めようとする。
WILLIAM: Would you like a cup of tea before you go?
ANNA: No thanks.
WILLIAM: Coffee?
ANNA: No.
WILLIAM: Orange juice - probably not. Something else cold _ coke, water.
ANNA: Really, no.
WILLIAM: Do you always say 'no' to everything?
ANNA: No.
「いらっしゃる前に
紅茶でも一杯いかがですか?」
「いいえ、けっこうです」
「
コーヒーは?」
「いいえ」
「
オレンジジュース、多分いりませんね。ほかの冷たいもの ― コーク、水でも?」
「本当にけっこうです」
「いつも、なんにでもNoと言うんですか?」
「ノー」
Notting Hill (
ノッティングヒルの恋人 1999年 監督:ロジャー・ミッチェル 脚本:
リチャード・カーティス)
ウイリアムにしてみれば、ハリウッドの女優と話ができる
チャンスに恵まれたわけで、紅茶とかコーヒーとか勧めて引き止めようとする。この ”Would you like a cup of tea?” は人にモノを勧めるときの標準的な表現。
”Would you like +動詞?でもいい。
その返事は、”Yes, thank you.” か “No, thank you.”。
ジュリアの返事は「ノー」の一点ばり。
”No thanks.”と“No.” “Really, no.” を順番に使い分けている。
原島一男(はらしま かずお)
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